ゆいが教える！薬剤師転職支援ブログ

薬剤師という国家資格を取得して最初に仕事をする職場は、人によって異なります。病院、調剤薬局、ドラッグストアなどが主な仕事先ですが、病院での募集人員数はめっきり少なくなりました。これは、医薬分業によって薬の調剤業務を病院内ですることがほとんどなくなったからです。

そのため、処方箋を持参して薬を受け取る調剤薬局での人材募集がもっとも多くなっています。次いで、医薬品を販売するにあたっての責任者として、絶対に薬剤師を置かなくてはならないと法律で定められたドラッグストアの募集が続きます。

ドラッグストアは店舗によっては調剤業務も行っていますので、よりいっそう人手が欲しいといったところです。どこから仕事をスタートさせるかは人それぞれ異なりますが、転職者に多い共通点として、仕事に慣れたからこそ、違うところでリスタートし、またキャリアを積んでいきたいという考えなのではないかと思われます。

ある程度の経験を積んでくるとどうしても、もっとお給料が高い方がいいと感じたり、責任者として地位を上げたいという気持ちが芽生えてきます。ステップアップをして管理薬剤師になるという選択肢もありますので、そのためには今のところにいたのではだめだという考え方をするようになれば、それは転職の時期が来たサインと言えるでしょう。

キャリアを積んできたときにその場にとどまるのではなく、ステップアップのために転職しようとなったほうが、全体のレベルの底上げにもつながります。